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一角獣
2008-01-12-Sat  CATEGORY: 本の感想
一角獣 (角川文庫)一角獣 (角川文庫)
(2006/09/22)
小池 真理子

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今日読んだ小説

小池真理子「一角獣」

8作品収録の短編集である

タイトルは「いっかくじゅう」とルビがついているが、表紙には「UNICORN」と書かれている

ギリシャ神話に登場する、ユニコーンを指している

小池真理子は一番好きな作家だ

久しぶりに、課題などではなく、本を読みたいと思った

大学の図書館に行き、小池真理子の作品を探した

「一角獣」が目に止まり、すぐに読み始めた

僕の中では、小池真理子の作品を「恋愛小説」の枠に入れることは、どうも気に食わない

内容は恋愛小説だが、恋愛小説とはコンセプトが違うように感じる

小池真理子の小説は、恋愛小説のように、色恋沙汰のドキドキ感を楽しむものではない

そういう楽しみ方をする小説ならば、唯川恵などの方が良い

小池真理子は、いつも「人間」を映し出すことに着眼点をおいているように思えるのだ

ただ、それを「恋愛」というフィルターを通して見ているに過ぎない

小池真理子の作品を読み終えた後は、必ず「人間とは?」という疑問にぶつかる

なぜ、この作家は、こんなにも美しく、「人間の哀れさ」を映し出すことができるのだろうか

触れたら壊れてしまいそうな、繊細な何かがそこにあって、僕はそれに恐る恐る触れるのだ

小池真理子の作品を読んでいる時は、そんな気分になる

短編集の場合、その作品の順番もポイントだという

それを意識したわけではないが、最後の作品である「光きらめく海」は、どこか落ち着いていながらも、「一角獣」というこの短編集の要点をついてるかのような作品であった

人は結局のところ、何かを捨てることができず、それを優しく抱いて眠りにつく・・・・

例えば、それがハリネズミだとして、サボテンだとして、それでも人は痛いのを我慢してでも尚、それを抱いて眠ろうとするのだ

手放せば楽になれるのに、その選択肢は初めから存在しないかの如く・・・・
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